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アフリカの植民地化地図 ©世界の歴史まっぷ

イタリア=トルコ戦争


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イタリア=トルコ戦争( A.D.1911〜A.D.1912)

北アフリカのオスマン帝国領獲得のためイタリアがおこした侵略戦争。勝利したイタリアが、トリポリ・キレナイカを獲得した。

イタリア=トルコ戦争

北アフリカのオスマン帝国領獲得のためイタリアがおこした侵略戦争。勝利したイタリアが、トリポリ・キレナイカを獲得した。

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帝国主義とアジアの民族運動

世界分割と列強対立

アフリカの植民地化

イタリアは紅海に面するエリトリア・ソマリランドを獲得した。ついで、隣接するエチオピアを征服しようとしたが、アドワの戦いで敗れ、後退した。その後、イタリアは列強が 第2次モロッコ事件 に忙殺されている間に、イタリア=トルコ戦争(1911〜12)を戦い、オスマン帝国からトリポリ・キレナイカ(両者を合わせて現リビア)を奪った。
ベルリン会議で成立したコンゴ自由国はレオポルド2世(ベルギー王)の私有領とみなされ、ゴム輸出で利益をあげた。しかし、現地人に対する過酷な扱いが内外の批判を浴び、1908年、同国はベルギーに併合されて、ベルギー領コンゴとなった。

アフリカの植民地化地図
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バルカン半島の危機

1911年、列強の関心が 第2次モロッコ事件 にむけられているときに、イタリアはトリポリ在留民の保護を口実にイタリア=トルコ戦争をおこした。翌年、スイスのローザンヌで開かれた講和会議の結果、イタリアは北アフリカのトリポリ・キレナイカの支配権を獲得した。この戦争は、バルカン諸国を刺激し、セルビア・ブルガリア・モンテネグロ・ギリシアの4国はバルカン同盟を結成し、1912年オスマン帝国に宣戦布告した(第1次バルカン戦争)。

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