天壇
天壇祈年殿 ©Public Domain

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天壇てんだんは、明の永楽帝が建立したといわれ、中国で冬至の日、即位の大典の直前や親征出発前などに、中国皇帝が天を祀る円形の丘壇。中国人の宇宙観にある天と地との関係や、その関係の中で皇帝の果たす特殊な役割の象徴である。現在は天壇公園として整備され、1998年よりユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。

天壇

天壇は中国で冬至の日、即位の大典の直前や親征出発前などに、中国皇帝が天を祀る円形の丘壇。中国人の宇宙観にある天と地との関係や、その関係の中で皇帝の果たす特殊な役割の象徴である。古来首都の南方に設けられ、北京には1420年南方の外城に建造された。清の乾隆帝時代の1749年には拡張され、径を下壇約63m、中壇約45m、上壇約30mとした。1889年焼失したが、10年後に再興された。

参考 Temple of Heaven: an Imperial Sacrificial Altar in Beijing – UNESCO World Heritage Centre

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天壇祈年殿の内部 Wikipedia

概要

圜丘壇(muheliyen muhun)

天壇
圜丘壇 Wikipedia

皇帝が天を祭るための儀式を執り行う場所である。毎年冬至に豊作を祈る儀式を行い、雨が少ない年は雨乞いを行った。
形は天円地方の宇宙観に則り円形である。また欄干や階段などが陰陽思想でいう最大の陽数である9や、その倍数で構成されている。各壇の直径を合計すると45丈であり、これは単に9の倍数という意味だけでなく、九五之尊という意味も持つ。天壇では後述する祈年殿が有名であるが、本来的な意味では圜丘殿こそが最も重要な場所である。

皇穹宇(abkai ordo)

皇室の皇に、大空を表す穹と、宇宙の宇という字を書く。圜丘で祭事が行なわれる時、壇の上に置かれる天の神や、歴代の皇帝の位牌をふだん安置しておく所である。

祈年殿(aniya baire deyen)

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天壇祈年殿 ©Public Domain

天壇でもっとも有名とされる建造物の一つで、天安門や紫禁城とともに北京のシンボル的存在とされる。祈年殿では皇帝が正月の上辛五穀豊穣を祈りを捧げた。祈年殿は直径32m、高さ38m、25本の柱に支えられる祭壇で現存する中国最大の祭壇。中国建築史上重要な建造物とされる。木造で宝頂は金メッキがなされている。屋根は瑠璃瓦葺きの三層になっており、明の時代には上から青、黄、緑となっていたが1751年にすべて青色に変えられた。1889年落雷により焼失したが、1896年に再建されている。

参考 Wikipedia

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