スピアン・トマ
スピアン・トマ @Wikimedia Commons

スピアン・トマ


スピアン・トマ
カンボジアの世界遺産「アンコール遺跡」にある「石の橋」(スピアンは「橋」、トマは「石」の意)として知られ、タ・ケウの西に位置する。現在に残るいくつかのクメール王朝時代の橋の1つである。
アンコール・トムと東バライの間にあるシェムリアップ川の手前の小道に造られ、多くの再利用された砂岩のブロックを含んでいることから、おそらくはクメール時代(15世紀頃)の後、16世紀中頃に再建されたものである。

スピアン・トマ

現在に残る14の狭いアーチ(迫り出し構造の隙間)は、幅1.6m。
樹の根が張った橋の中央部分が崩壊せずに残存する。

同じ構造の橋は、他にもアンコール地域のスピアン・メーマイ (Spean Memai) や、前王国のいくつかの場所で見られる。
アンコールから南東に向かう道にあるスピアン・プラプトス (Spean Praptos) は、 25のアーチをもつ最も長い石橋の1つである。

Wikipedia

アンコール遺跡リストマップ

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